四季、四期
日本には四季があり、春夏秋冬、それぞれに個性的な様相を醸し出して、色彩にあふれた豊かな自然が満喫できる。
確かにその通りで、春には春の、夏には夏の彩や楽しみが目を楽しませ、まさに季節を楽しませてくれる。
…が、私の感覚では四季ではなく、三季くらいに感じてしまうのだ。だってそうでしょう?春休み、夏休み、冬休みは明確にあるけれど、秋休みのタイミングって、昨今でこそ9月にあるなしいろいろ言われているけれど、基本的にありませんし。
上記の春、夏、冬休みはいつごろにあるかというと、3月末から4月頭にかけての春休み。ただし社会人的にはゴールデンウィークが、実質上の春休み。夏休みは7月末から8月にかけて、というのが学校の夏休み。社会人的にはお盆休みの8月中旬。そして冬休みはというとまさに年末、12月下旬から1月頭にかけて。
と、こうしてみると、大体3か月半から4か月程度の間をもって、それぞれに休みが設定されている。だから三季、3期の感覚。学校だって、1学期2学期3学期だったりするじゃないですか(最近は、前期後期の2期もあったりしますか)。
なにはともあれ、季節は移り替わる。地球上の日本という位置と、宇宙空間上の太陽と地球の位置関係、公転軸と自転軸のずれによって生じる移り変わりをもって、日々の移り変わりを楽しむというのは、我々民族における日々の楽しみ方の一つ。これがあるからこそ多様な植物が育ち、多様な食文化も生んでいたりする。
と、まだ今日は8月だけれど、もうあと数日もすれば9月。今年の夏は「猛暑!」とか言われてエアコン等々も景気よく売れた?とも聞くけれど、まだ8月にもかかわらず、すでに一部では夜になると虫の音が。確実に「次の季節」が迫っているのを感じさせてくれるこの環境。
それを楽しむ余裕…が出るくらいに、生活にゆとりがあると嬉しいんだけど、貧乏暇なしなのよね。