勝つのか、それとも

勝負に勝ちたい!と思う時期はある。これも、あれも、それも…どれにおいても勝ちたい!負けたくない!という思い。
相当に実力がある人は、その思いだけで人生を突き進めるかもしれない。

が、まずほとんどの人はどこかで折れる。自分よりすごい人、すごいこと、どう見たところで自分より優れている人は必ず現れる。その時にどう対処するのか?

 

特に自分がこれまでの間、長い時間ずっと勝ち続けていた領域においてそうしたライバルが現れて来た時のポジションの取り方は重要になる。
それに正面から戦いを挑むのも一つ。

だが、正面突破以外に戦い方はないのか?そもそも「ライバル」とは正面衝突で戦わなければならないのか?

 

互いに切磋琢磨できる「ライバル」となれば、ある時にはまさに正面衝突することはあるだろうけれど、多くの時間は互いに研鑽し高めあう。真っ向からぶつからずに競い合う、こうした「ライバル」を作ることが重要に。

 

それはすでに「戦ってどちらかだけが生き残る」のではなく、「互いに互いを尊敬しあえる間柄になる」ということ。これにより、その領域そのものを拡大したり、そしてその頂点に位置する(一人ではない)何人か、が愛される存在になっていく事になる。それこそが重要に。

 

勝つ、も重要。でもそれ以上に、愛される、存在になる事。

勝ったのは良いけれど…誰にも愛されないのか?いや、分野、領域が大きくなり、そこで愛されることを目指すのか。

言うのは簡単なんだけどさ…。 orz