ハシゴ、道

あなたには、やりたいことがあるだろうか?成し遂げたいことがあるだろうか?

いや、大それたことを期待しているのではない。些細な、小さな目標で構わない。そうした何かをお持ちだろうか?

 

子供のころには夢があった。テレビで見たスーパーヒーローになりたい…から始まり、あこがれの先生になりたかったり、町の食べ物屋さん、コックさんになりたかった人もいるだろう。でもどうしてそれになれる人と、なれない人がいるのか?

もちろん、その後に目標が変わることもある。でも、ずっとあこがれていても、「憧れ」で終わっているだけだったものはないだろうか?そこへの道筋、目標に向けた「ハシゴ」をかけていただろうか?

 

目標値が「ある」のはわかっていても、そこへの「行き方」、「道のり」がわかっていなければ、その目標には到達できない。ただ単に、偶然に「その道」に迷い込むこともなくはないだろうけれど、そんな偶然の確率でたどり着けるのは、たぶん万に一つくらいだろう。

となれば、その目標の地、憧れに向けて、自分で「行き方」を探らねばならない。道のりを決めなければならない。どうすれば行きつけるのか、行きつく道のりには何があるのか?場合によっては「流れのはやい川」が横たわっているかもしれない。「険しい山」にさえぎられているかもしれない。それが事前にわかれば、それに対する準備もできるし、場合によってはう回路を探すこともできるかもしれない。だからこそ「目的地」を定め、「行き方」を探る。

 

夢を持とう。そして、それにとどくハシゴをかけようじゃないか。

その道を描けていないからこそ、夢は夢のまま終わってしまうんじゃないかな?