2016-01-01から1年間の記事一覧

高学歴というリスク

昔の流行り言葉は、今見てみるとおかしい、面白いものがある。 私の記憶の中では「三高」。今の40代以上の方くらいしか聞いたことがないんじゃないだろうか。これは当時の女性が求める理想の相手(?)を説明した言葉で、彼女たちは「高学歴、高身長、高収入…

対処は簡単

なんでも対応、対処するのは、実は簡単だ。対応策を「やり」さえすればいい。たいていそうした問題に対処する処方は見えている。それをやるのみ。 …と分かっていても、普通はそう単純には実行しない。それはなぜかと言えば、「それをした後のことを考えてい…

認識と存在

認識していないのは、存在していないに等しい。 久々に自分自身で実感してしまった。 すでに音楽はもちろん、映像もストリーミング時代になっている。「雲」の向こうには曲や映像が何十万も用意され、それが日々増大し続けている現実。 人生80年、1年365日で…

前提が狂いだしていませんか

日本では、たとえ都会に住もうが地方に住もうが、基本的には居住地域での自治会という組織から逃れられない。いやだなぁ、めんどくさいなぁと思いながらも、そうした、住んでいる地域縛りのコミュニティにおいての関係性は、案外重要かつ安全に直結していた…

追い上げられて

その昔のコンピューターはメインフレームなどと呼ばれ、巨体が鎮座ましましていた状況。巨大なエアコンが効いた「計算機室」丸々一部屋が、彼らの所在場所だった。 それもだんだんと小さくはなっていたんだろうけれど、これをいっきに打ち崩したのが、ワーク…

「できる人」の出来ない事

大きな会社であれば、同じ職場に一人や二人、本当に何でもできちゃう人がいたりする。何か困ったことがあったら、とりあえずこの人に任せれば、お願いすればなんとかなるというとっても便利な人。頭もいいし、なんでもできるし、最強。 ただ、こういうできち…

囚人のジレンマ

「一人だけ得しようとする行動にでると、その人だけがそれをすることで、抜け駆けした当人は得をする。のだが、他の人も同様に行動しだした瞬間に、みんなが損をする」という構図。これが囚人のジレンマのざっくり理解か。 だからこそ、みんなは抜け駆けを避…

効率化は気付きを奪う

スポーツでトレーニングをする目的の一つには、頭で考えるまでもなく「身体が」反応するようになれるということ。「考え」て「身体」を動かしているのではスポーツシーンにおいてはすでに遅い。考えるまでもなく身体が動かなくては、勝てないのがスポーツ。 …

道具としての

すでに、内々には動いているであろう来年の就職戦線。 私の知人にも、すでに分析をはじめとして活動を始めている方が多数いらっしゃる。 どこの会社に入りたいのか、自分に適した会社はどこなのか?すでに「インフレ」なんていう経済状況をほとんど感じたこ…

普通が普通ではないということ

都心に住んでいると、鉄道を使って会社や仕事場に通う人が多数。私鉄もかなり広まっているけれど、やはりそれにもまして、JRのカバー範囲は広い。 …であるからこそ、便利なJRの路線は相互に関連し、あちらで事故があると、ドミノ倒し状態でこちらも、こ…

目の前のことは嫌だけど

先日、関西の地方紙?に「マンション内の挨拶をやめることが決まった」という記事がマスメディアやWebなどで話題になっていた。 ざっくり略すと、「自分の子供には、知らない人にあいさつされたら逃げるように言っている。だから、マンション内で子供らに…

先取り

経済指標は、時代の先を予想して動く事が多い。分かりやすいところでは、株価指標は、数か月先の経済状況を表すだとか。 2020年には東京オリンピックが予定されており、少なくとも日本において、多くの企業やイベントターゲットは、これに向けて/かこつけて…

嫌気がさしたら

前提として、政治に詳しく無いよ、と宣言しておこう。 1955年体制云々と、半世紀も前の政治体制などよく知らないけれど、日本の政治は、ずーっとずーっと自民党が支配してきた。そしてそれに対抗する形で、野党が立って批判をしてきた。 そうこうしているう…

違いへの挑戦

つい、安定志向をしてしまう。 別に大した話じゃなくて、例えばスーパーで、コンビニで何かを買うとき。 いつもの「あの」おにぎりを買うし、「あの」コーヒー/お茶を選ぶし、「あの」サンドイッチを買う。スーパーでも「あの」おつまみを買うし、「あの」…

他人事

ここ何週間も、某広告代理店の社員の自殺や労働時間の問題が取り上げられ続けている。パワハラだセクハラだブラック企業だ、労働時間が過少申告されている…という次々に出てくる情報を見て、多くの人々はどう感じているのだろうか? 「あぁ、D通さんひどい…

効率化の先に

効率化がいたるところで語られ、職場では追及され、パフォーマンスを求められる。これが究極に至ってしまえばどうなるのか? たぶん、すべてが同一化/同質化を目指すことになるのではないか? 違いを認めない、すべて同じに。バリエーションは認めない、これ…

もしも切り替わらないのなら

ファッションモデルが無表情な理由、なんて記事があった。 笑顔はご法度? トップモデルが無表情を貫く理由 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News 求められている役回りは、究極的には歩くマネキンであればいい。 もしも本当にそうならば、まさに「ロボット」に…

過去

過去がない人はいない。 でも、それが「いい過去」なのか「悪い過去」なのかは、人それぞれ。 それとは違う軸で、「思い出せる過去」と「思い出せない過去」がある。 人間の力の一つに、「忘れる」という力がある。これまでの経験してきたことすべてを忘れず…

…て言うかぁ

最近はそうでもないかもしれないが、ティーンエイジャーの会話において、耳に着く言葉があった。 「…て言うかぁ」 というキーワード。 別にこの言葉に限らない。他にも「逆に」なんてのも、話している当人たちにおいては、きっと同じ意味合いだっただろう。 …

それは恵まれていたからではないですか

もうほとんど病に臥せって、あと幾ばくも無い人生の終焉を迎えようとする人の多くが、過去を振り返って後悔することは、「もっと挑戦しておけばよかった」ということ、などと見聞きすることがある。 こういうことを聞いて、だから挑戦しよう、チャレンジしよ…

「すべての損」を恐れると

できなくなるのは「損して得取れ」ということ。 見かけ上は、いったん持ち出しがある、自分は損をする…が、大きく見てみると実はそれは得につながるよ。ということ。これが「損して得取れ」 でも昨今は、短い期間での評価ばかり。だから少しでも「損」をした…

理解する先に

理解できないモノは受け入れられない。こればっかりは仕方がない。 けれど、だからと言って、理解させるために説明を尽くされるべき、というのも違う気がしている。理解させる方の努力ももちろん必要ではあるけれど、それと同じくらいに、理解する方は理解す…

フリをしたがるのは

大人のフリをしたがるのは、子供 若者ブリたがるのは、中年 年寄りブリたがるのは、中年から壮年 年寄りブリたがらないのは、老人 要するに、自分はその範囲には「いないのだ」と訴えたい、見た目とは違うのだと訴えたい。そのポジションが、自分的には心地…

する極意、される極意

組織に属して何年か経つと、当たり前のように部下を取りまとめる役目になったり、派遣社員メンバーを統括していく必要が出てきたりする。 …が、いわゆる部下が付いた瞬間から悩みが始まる。思ったとおりに仕事は進まないし、なかなかそのチームで成果が出せ…

本音と空気

社会一般に向けていっている事、推奨している事、かっこいいことはいろいろある。確かにそうだし、納得できる。そうあるべきだとだれもが思う。 …が、それを実際に自分でやってみたとしたら何が起きるか。よほどの無知でもない限り、周りがどのようにふるま…

それは無駄ですか

電気自動車がガソリン自動車よりも台数が増えるであろう未来も、たぶん近い将来には来るんだろう。自動運転もきっとどんどんと進むそんな世界も夢ではなくなった。そんな中でも、空中を飛んで移動しない限り、タイヤという回転体を使って移動する限り、まず…

コピーライティング

今でこそみんなが当たり前に感じている広告の一言。昨今は、マンション広告を揶揄して「マンションポエム」なんて言う人もいるけれど、こうしたコピー、一言で表されていることによる力は実は強大だ。 つい先日こんな記事が出た。 www.mag2.com 常識的に考え…

主義と効率

民主主義は素晴らしい…と「なんとなく」思っている人、きっと多いんじゃないかな。もちろん、小学校から始まって、中学高校できちんと社会科で習っている民主主義、社会主義、共産主義等々のちがいを知った上での民主主義。だからこそ、ここまで「日本」は経…

「当てる」と「分かる」

AIが進化し続けているのが話題になって、コンピュータがチェスで勝ち、将棋で勝ち、そして囲碁においても勝ち始めている。 これをもってして、いよいよコンピュータが人類を超える、仕事が奪われる…などと心配をあおるニュースも出始めていて、心配している…

エスカレーター逆走

まだ小さいころ。エスカレーターという「勝手に動く階段」がおもしろくて、これ、逆に乗ってみたらどうなるんだろう!なんて子供心に思ったりしていた。 さすがに幼稚園児ではむつかしいけれど、小学生になったら親の目を盗んで、下りのエスカレーターを逆走…