2016-01-01から1年間の記事一覧

動けなくなるほどの

美術館や博物館が好きなんだけれど、なかなか行きたいタイミングで行けな。が、チャンスがあればそうしたところに顔を出す。 素晴らしい絵画、彫刻はもちろん、そこには、通常考えなかった切り口でのモノの展示があり、好奇心を刺激してくれる。ある考えのも…

スッキリ!

誰かに向けて話をすることで、スッキリするという経験をした人、けっこういるのではないだろうか?逆に、誰かの話し相手になってあげることで、スッキリとした顔でその人にお礼を言われたことも。 別段何かの相談に乗ったわけでもなく、単に話を聞いてうんう…

「やりたい人」にはできなくて、「やる必要がない人」に向いている

それが、在宅勤務。 全員とは言わないが、昔の私を含めてけっこう多くの人が、 家で仕事したいなぁ、出来たらいいなぁ と思っている、がその裏側で、 楽をしたいなぁ、ちょっとサボりたいなぁ と思っていないだろうか? もちろん、サボッてもいいのだが、そ…

前提

島国日本は、ほぼすべての人が同じ言語を話し、皆と意思疎通ができ、いぜんなら「一億総中流」とまで言われて、みなが同じ意識で接することができた国。だから、大前提として「話せばわかる」はず。他方、話したとしても「ややこしい/めんどくさい人は、お…

「質より量」が目指すもの

大量に作って品質が悪いものははじけばいい。歩留まりは下がるが、それを見越してでも「タマ数」がそろうことが大事。そういう考え方もある。 (我々が求めるほどの高いレベルの)質なんかどうでもいいんだ。そもそもこの程度の「モノ」に、そんな高い質など…

技術革新というか

「イノベーション」 これができれば経済が発展し、国が富み、生活が豊かになる。 …みたいな「印象」を持つ事が多い。 でも、じゃあ「イノベーションを起こしてください!」と言われても、「ハイではこれで…」と簡単にいかない事も、誰もが知っている。 日本…

忘れられたアウトプット

「できる人がやればいいじゃないか」 現場でこのような意見が出ることがある。もちろん、その方が効率的でもあるだろうし、成果の品質もよさそうだ。 けれどこれは、結果的に「甘え」を助長する構造を生む一端になっていないだろうか? 「できる人がやる」事…

コンビニエントの代償

100円コーヒーがコンビニでヒットしだして約3年半。その昔の100円缶コーヒー感覚で飲んでいらっしゃる方も少なくないのではないかと思う。 100円で缶コーヒーが飲めたのはそれこそ20年程度前の事。となると、容量の違いはあるけれど、この間のコスト削減努力…

「うまくいっていないこと」が分かるのは

何かの仕事をしていて、何かの実験をしていて、何かの制作をしていて、うまく行っているかいないかが気になる時。 全く分からないこともないではないが、時に「これじゃない!」と明確にうまく行っていない事が分かる場合がある。それはなぜか? それは、う…

安さと安定

100円ショップ。ちょっとしたターミナル駅には必ずと言っていいほどにあるだろう。ちょっとした備品なら、コンビニに行くよりもまず先にこちらを、という人もいらっしゃるかもしれない。 いろんな商品があり、これも!あれも!といった驚きの製品が少なくな…

何のために

何のために強くなりたいのか 何のために偉くなりたいのか 何のために出世したいのか 何のために勉強するのか それは、「お金」のためなのか? 「お金」は、現実的にはいろんなものに交換できる手段でしかなくて、その「手段」という選択肢をいっぱい揃えるた…

自分と合わない事はみな…

この書き込みもそうだけれど、ネット以前において公に発言する力というのは、一部のマスコミにのみ与えられたもので、ある意味での特権階級の「力」。…だったのだけれど、今は、私も含めて自由に意見を表明することができる時代。…であるからこそ、かなり偏…

自信が生まれる時

自信はいつ産まれるのか?誰かに褒められたり、励まされたりすれば産まれるかもしれないけれど、でも「誰でもいい」わけではないよね。 人が生まれるためには精子と卵子が必要で、それを提供してくれた男と女を生物学的両親と呼ぶ。技術が発達していないとき…

学んでいることは

大人になって驚いたことの一つに、日本の歴史の内容がどんどん変わっていったこと。細かいところはいろいろあるのだろうけれど、印象的だったのは「1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府じゃないんだよ、今は」、というところだった。 歴史なんか「過去」に起こ…

大人になるということ

普段はついやってしまうちょっとしたズルやチートも、子供の前では辞めとくか、という人は少なくないだろう。知人の子供の前では、甥っ子姪っ子の前では、ましてや自分の子供の前では。 でも、そう言う意識を持たない大人もいなくはないだろう。子供は子供。…

時間軸でとらえること

それは単に、最初に何があって、次に何があって…というレベルもあれば、30年前はどうで、20年前はどうで、10年前は…というレベルまで。事象によってさまざまだろうけれど、その時間での進化、品質向上といった感覚を磨くことが重要。 たとえば映画。1950年代…

速さを求めて失ったこと

どの仕事現場に行っても、どの会社に行っても、社内の効率化/仕事の効率化を求める声は絶えず、疲弊する現場を目にする。すでに時間以外の付加価値を考える気力も失せ、そして時間的効率化する事にも疲れた企業戦士たちが、うつろな目をして戦っている。 一…

前提条件

旅行がしたいなと代理店へ行く。そこではたぶんこう聞かれるだろう。 どちらへの旅行をご希望ですか?日付、予算、時期、場所、人数、楽しみたいこと、移動方法、食事、ホテル、宿、イベント…。旅行へ行くということで訪れたであろう旅行代理店なのだから、…

評価対象

過去と比較する場合、ほとんどの場合は、後から俯瞰的に見ることができることによって、やっぱりこうすればよかったよね、という回顧の念に駆られることがある。 過去に対して、今をどうするのを見直すのが通常。 しかしもし、見直す/過去を糧にすることす…

人が人をつくるのだから

人は子作りをし、産み、育てる。 最初は可愛いと溺愛するも、親には親の都合があり、親が思ったようには育たない事が常。 人工知能やロボット。いよいよ人型もそこそこ普及し始めた21世紀。 人が、「違う形でヒトを作ろうとしている事」ととらえられなくもな…

利便性の追求した先に

AとBが一緒に使えると便利になるよね。一気に両方できるようになると楽だよね。こうした考え方でいろんなものが「にこいち」「さんこいち」になることで、利便性をあげることがある。…が当然、その双方のまずいところを共有してしまい、結果的に強調する場…

AIに切り替えられる

AIに仕事を奪われていくことへの不安がジワリと広がっている。 日本という国は、これまではさまざまな理由で「ロボット」や「AI」の受け入れとしては世界の中でもかなり寛容な国であったはず。であるけれど、それでもこれからの将来を憂いている人が少な…

何かを「する」と決めたことは

早いもので、4月から始まった今年度もいよいよ下半期。気分的にはあっという間に年末が近づき、あっという間に年度が終わるあわただしい時期でもある。 新しい年度に入って、今年度はこうしていこう、こんなチャレンジをしていきたいなどといろいろと考え、…

要因

すでに明日からは10月なわけで、日本ではいろいろな新製品、季節商品が店先に並ぶ。 期間限定、季節限定、数量限定…等々。これにひかれてつい買い物かごに入れてみたり。 店頭で商品を手に取るきっかけ。売り手側は必死にこれを考え、そのためにパッケージデ…

昔からタダだった

すでにストリーミングで音楽を聴いたり、月定額で音楽や映像を見聞きするサービスに加入している人は少なくないだろう。でもそんな(特に)若者に「音楽なんか昔から無料で聞けるよ」というと驚いているのを見ることがある。すっかりネット時代になって、逆…

すごいと思える人は

その時代を変えてしまうほどの発明や技術を持つ人は、たいてい後になって評価される。その時代には理解者が少ない。いや、その時代にそんな未来の状況をイメージできているほどに考えている人が少ないからだろう。 ARMのソフトバンクによる買収劇は、驚きを…

解決できる人、課題を持ってる人

会社で働いていると、現実の問題が次々に目の前に迫ってくる。リーダーや現場は、それらをやっつけつつ前へ進まなくてはならない。 そうした日常の問題/課題とは別に、大きな課題が横たわる。それは、次の商品/サービスをどうするのか?新しい付加価値は何に…

長時間労働が悪い…

相変わらず、あちこちの仕事場において長時間労働が蔓延している様子。とは言え上場企業あたりからは、ノー残業デーが強制的に実施されることも増えてきた。行く行くは週休3日を目指す企業なんてのも出てきていて、面白い。 ノー残業デー。皆さん提示には帰…

それは見られてきたこと

何かルール違反をしている人を見かけたら、注意する人がいる。別にそこの責任者でもなんでもなくても、「それ違うよ」と声をかけてくる人。正義感からなのか、当然なのか、人によって同期は違うかもしれないけれど、正しいことを正しい、間違っていることを…

長所と短所 価値の浸透

これまでの日本企業の多くは、「改善」が得意だった。海外にまでその手法が広まるほど、「カイゼン」がそのまま言葉として通じるほどに、商品やサービスを徹底的に磨き上げる方法は広まった。 ただ改善は、基本的には「短所を今までより良いようにする」こと…