とは言え

先日、「思い込むこと」が悪いことであるかのような日記を書いた。

もちろん、悪い側面があるのはそのとおりだと思う。しかし、ものごとは、かならず一つの側面しか持たないわけではない。「裏」の無いコインがないのと同様に、「よい面」は、シチュエーションによっては「悪い面」に変わるのは当然のことだ。

そして理解するべきは、「どのようなシチュエーションにおいて、それは悪い面に変貌するか?」ということ。

「良薬は口に苦し」とも言う。おいしい効能だけで出来上がっている事象、物事は、そうそうころがってはいない。もしかすると見つかった!と思うときもあるかもしれないのだけれど、ほとんどの場合は「その人にとっての悪い面」が見つからないと思えているだけということ。

…ということで、最初っから妥協するしかないとあきらめていても、物事は前には進まない。進まなきゃ。進めなきゃ。