偶然の前提

偶然うまくいくとか、偶然出会ってなどなど、「偶然」による出来事はいろいろ。

場合によっては、「そんな都合のいい偶然に出会いたいもんだ、ないない、そんなの」なんて思ってらっしゃる方もいるだろう。

 

ところで偶然って、本当に「偶然」だろうか?
よほどのことがない限り、ただぼーっと待っているだけで「偶然に」何かが起こったと言う事は聞いたことがないし、私自身も覚えがない。
裏返せば、何等か行動しているからこそ「偶然」がやってくるわけで、そうでなければ偶然にすら出会わない。と考えると、「偶然」は向こうからやってこない。「偶然」に出会いに行かなければならない。

偶然は引き寄せるのではなく、迎えに行くもの。来てくれるモノではなく、来るように仕向けるモノ。そのためには行動しなければ出会えないし、動いていなければぶつかることはまずない。

 

だからこそ偶然は必然であり、そこで出会うべくしてそいつと出会った。それは偶然を「迎えに行った」に過ぎない。