うらやましがることをやめると

夏休みが終わった社会人も多いだろう。家族旅行に費やした人、自分の行きたかった旅行先に行けた人、やりたい趣味が充実していた人などきっとさまざまだろう。

休みが明けて、そうした仲間の夏休み談義を聞いたことで、あぁいいなぁ、うらやましいなぁという思いがあったり、自分の旅行談義を話してうらやましがられることで充実感を味わったり。


「ねぇねぇ、昨日の○○テレビのバラエティ観た?おもしろかったよねぇ!」
なんて話を聞いて、あぁ、見てない!悔しい!面白かったんだ!と思った事のある人もいる事だろう。
昨今なら、さっそくYoutubeで探してみるなんてのをするかもしれないが。


自分が経験していないことをうらやましがっていては、いつまでたっても満足いくことはないだろう。あなたは万人分の経験を積むことはできないし。あなたの人生において時間は有限だ。

ならどうするか?それはあなたがあなた自身が楽しいとか、幸せだとかという、自分のものさしを持つことじゃないだろうか?それは、家族といることが一番でもいいし、お金持ちになりたいでもいい。あくせく働きたくないでも構わない。
そして、そのものさしに沿って生きていくことができれば、時にうらやましく見えることがあったとしても、それはそれ、これはこれと考えることも可能になる。

そもそも、自分のものさしがなければ、誰かのものさしに乗っかる事しかできなくなる。そして、他人のものさしは、他人に作られる他人の基準に乗っけてもらうことに。

でも自分でそれを作ることができれば、自分の満足度がもっとも高い方向に持っていくことが可能になる。
ただし、だからといって「甘いものさし」であれば、結果としてやはり他人のものさしがうらやましくなることにもなる。だから、自分のものさしは、他人に羨まれるようなものさしである必要があるってところが難しいのだけれど。