ケータイアプリ

すでに携帯電話自体の多くがスマートホンと呼ばれる機種展開ばかりになっているため、ケータイアプリのほとんどがスマホアプリと呼んでもいいくらいの状況になっている昨今。

ゲームもあればツールもある昨今のアプリ。私はもう全然と言っていいほどこの手のゲームはほとんどやらない。私の友達もあまりやらないらしいのだが、その友人から面白い話を聞いた。

 

昨今のスマホゲームの一つのパターンは、あるゲームをクリアーすることでなにかをゲットできる。そのゲットできるアイテムやカードの能力によって、そこから先への進行が、進めやすくなったり。
だがそうした能力の高いアイテムはそうそうは出てこない。そのゲームが面白いと思う人は、そうしたいわゆる「レアアイテム」を頑張って手にしようと、場合によっては課金してそのアイテムを手に入れたり、回数を購入することで、発生確率の低いアイテムを、回数でフォローして手に入れようとする。

 

ところで私のその友人なのだが、いくつもレアアイテムを持っている。それはなぜかと言うと、ほとんどそのゲームをしない、ということに起因しているかららしい。
ゲームをほとんどしない人を、なんとかそのゲームにつなぎとめるためには、良いアイテムをエサに引き留める必要がある。なので、あまり回数をしない人には良いアイテムが出る確率が高いようなのだ。

 

押せば引く、引けば押す。まるで何か別の事象のようだけれど、まさにこんな形で進んでいるアプリ。
要するに確率にコントロールされるために、好きな人には安いエサで、遠ざかっている人には高いエサでなんとか釣ろうというそんな世界。