目標はあれど
いろいろと、会社やバイト、勉強などなど、目標を立てることはあるだろう。
「〇〇資格」に今年中に合格!とか、
TOEIC、600点越えを年内に!とか、
漢字検定1級合格!とかとかとか…。
そうした「目標」を立てるのが悪いなどとは言わない。ぜひそこに向かって邁進していただきたい…のだが、そういう方々に聞いてみたい。「で、その目標が達成された暁には、どうなっていたいのでしょうか?」と
明確に答えが返ってくることもある。
「就活で入りたい会社に入るため」とか、
「昇進試験の前提条件なのです」といったものがある場合、
その目的は、
「就職」であり、
「昇進」という目的を成し遂げることだろう。
だが、そうした「目標」は掲げるものの、で、その後になりたい何かを見失っている、明確にしていない、意識していない人が少なくないのではないか?
TOEIC、点数を取ったはいいけれど、で、英語でコミュニケーションをとる必要はどのくらいあるのだろうか?やってみたけど、取ってみたけど、結果、仕事でも日常でも使わなかった…なんていうと、それこその時間で何か別の事をやっていた方が、本人にとっても良いことだったかもしれないし。
その「目標」を達成したうえで、どうなりたいですか?
これ、究極まで行ってしまうと、あなたにとっての幸せとは?といったところまで行っちゃう話でもあったりする。さすがにすべての人が、明確な未来の状態を描けているとは思わないけれど、漠然とでもイメージしておく、意識しておくことは決して無駄ではないはず。
だから問う。その目標は何のために設定しているのか?
「目的」は何ですか?と