事と衝動

「やりたい事」がある人は、割と身近にはたくさんいる。

今度の休みにはあれをやりたいとか、次の連休はこれをしようとか、ちょっと大きな休みが取れたら次はここに行ってみたいとかとか。

だが、そんな「やりたい事」を、いったいいくつ「実行」に移しているだろうか?

 

物事を実行に移すには、その「事」の大きさにもよるけれど、一般的にはいろいろと準備が必要。たとえば海外旅行を考えると、自分ですべてを準備するのか、旅行会社のツアーに乗っかるのか。自分でやるとするなら、飛行機をはじめとして、宿の手配等々、いろいろと「事前に」準備がいろいろといる。ツアーに乗っかればいい…と言っても、会社もいろいろ、プランもいろいろお値段も時期も…と、最適なものを選択肢決断するのは結構大変で、今日思い立って明日…というわけにはなかなかいかない(もちろん、そうして出かける人も知っているのだが)。

 

こう考えると、「事」をイメージしていても、それにつながる「準備活動」があってこそ成り立つというもの。そしてそもそも「何を準備すればいいのか…」といった状況においては、はじまるものも始まらない。

結局、「やりたい事はあるけれど、その衝動だけで、なかなか計画から始められていない人」「実現できていない人」が山のようにいる。これ、丁寧に考えられていないからなのでは?そもそもどこから手をつければいいのかすら描けていない人はいませんか?

 

だからまず考えましょうよ、何から準備すべきなのか?その行動をするには事前にどういった準備が必要なのか?そしてその上で、今すぐ始められるところから「準備活動」をはじめよう。始めるべきはこれだ。いきなり「そのこと」には至らない、し、至れないのだから。