やりたい事はありますか

「やりたい事」があるなら、何も言わない、ぜひそれを「やり」ましょう。やればいい、行動すればいいんです。ただ多くの人において次に問題になるのが、「そんな時間などない」という事。いや、「本当に」それがやりたいなら、「そのための時間を作り出せばいい」のです。時間がないのを言い訳にするなら、多分それ、本当はそれほどやりたくないんじゃありませんか?

 

それとは逆で、時間が空いたんだけれど、何をしていいのかわからない、という人がいらっしゃる。それで悩んでいたりする。私はある意味、それはとても恵まれている状態だと思うのです。だって、もうやりたい事がないんでしょ?やらなければならない事もないのでしょ?それで人生が回るなら、幸せなら、そんなに羨ましいことがない。
でもそれでも心配な人もいる。それは、「本当にやらなければならない事ってなかったんだろうか?」と、「やるべきことがわかっていないかもしれない」という人。まさにソクラテスの、「無知の知」の話ですよ。

 

本当にやるべき事がわかっていないかもしれないなら、まずはそれ、やるべき事を探すための時間として使いましょう。まずやらなければいけないことは無いのか?を洗い出すこと。ここがスタート。紙に書きだしたり、数を決めたり時間を決めたりして進めるやり方があったりするのでご存知の方も。そうして「やらなければならないこと」が出てきたら、ならそこから「それをやるための時間」を割り当てればいい。時間をどう使うかを心配するのはそれからでしょ。

 

と考えれば、本当に時間を心配しなければならない人は、そもそも考えている人。そして考えた上で、でもやるべきことが出てこなかった人は、それは幸福な人ではないだろうか?