春の兆し

靴が必要だった。天気もいいし、街へ出かける。春休みも手伝ってか、人々はなにか買い物にいそしんでいる。あと10日もすれば、消費税があがることも手伝って、土地のスーパーや、百貨店などの人通りがけっこうすごい。

みんな買い物をしている。モノが売れない時期とはちょっと違う雰囲気。あぁ、景気がいいっていう時代って、こういう雰囲気だったのかも?とちょっと懐かしんでみる。

 

でもたぶん、4月になればこんな雰囲気も冷めかねない。春休みが継続する最初の一週間くらいはまだあるかもしれないが、まずはお花見、次のゴールデンウィークなどは、みんなちょっと出し渋ったりするのかもしれない。

 

税金、消費税のアップ分は3%。今5%が8%になるから3%だ。だが賃金ベースでは、大手においてさえ3%は上がらない。気分的には「ベースアップだなんだかんだ」と浮かれているかもしれないけれど、そんなのは大企業の一部だけで、結果的にはより厳しくなっているのは間違いない。

 

みんな必死になって、家計防衛のために買いだめしてたりするけれど、ま、しょせん数千円どまりのはずなんだよなぁ。

たとえば3万円分の消費税アップ分を先に買いだめしようとするとなると、計算からして100万円分の買いだめが必要なわけで。1万円分だとしても30万円。と考えると、やっぱりたいした防衛はできないはずでね。

 

なんだかんだ言って、今この瞬間にごっそり買い込んで、半年間何も買わない…なんて生活ができるわけもなく、日々の暮らしの食料品などは、やっぱり毎日かかってくるわけで。

そんな日がやっぱり明日も変わらずやってくる。

そろそろ桜も開花するかも。