自分が見えていますか

会社の中において、仕事の成果を上司に報告し、今後の方向性を確認しておこう…なんてことは、社会人になれば何度も経験するであろうコト。

しかしこれにしたところで、その上司の“でき”によって、あなたの気苦労は大変大きくなることもあれば、非常にスムーズにその場をスルーすることにもなる。

 

・できる上司とできる部下の間においては、

言うまでもないがほぼ問題がない。と言うよりも、その内容のより深いところに関してのディスカッションに入ることも少なくない。

時に上司と部下の論理的経路が違うこともあるけれど、それも双方理解が早いだろう。そちらの方向から攻めるとすると…ということで、複眼的に対象をとらえることにもなり、思わぬウィークポイントが洗い出されることもある。

 

・できる上司とできない部下の間においては、

そもそも部下のアウトプットがあまりよろしくない。と言うところからして、上司は部下に内容を説明させようとする。その内容にもよるけれど、そもそも上司はその内容自身を聞いているというよりも、部下の論理的説明、どこまで考えているか、ロジック的内容、態度、挙動を見ていたりする。そこで筋が通っていなければ、そもそも内容に至る以前の話。考え方から諭されるということに陥る。

 

・できない上司とできる部下の間においては、

話をしていてもっとも疲れるパターンだろう。そもそも上司はそのことについての考えが至っていなかったり、もう「上司の頭の中のパス」でしか考えられなかったりする。あなたは、その上司の頭の中のパスに従って解を出したか否か?のみを問われることになる。

もっとひどい場合には、上司がそういう事すら考えておらず、報告に行ったその場で考え始め、話が上下左右にぶれ出すことだ。さっきは○○と言っていたがその1分後には、いややっぱりこうでもあるな…などと反対のことを言い始める。で、どちらに結論を落ち着けたいのかよくわからない。これは疲れる。

対処方法は、もう最初の時点から、頻繁にチェックを入れるようにして、上司の頭の中の内容を書き出すというお仕事と割り切る、なんていうのが手だろうか。クリエイティブとは程遠かったりするのだが。

 

・できない上司とできない部下の間においては、

…やめておこう。