やってみてはじめてわかる
ネットがこれほどまでに発展し、そこにアクセスできるケータイをはじめとするデバイスがここまで安く、広くいきわたり、みんなやりたいことがいつでもできるようになって来ていると感じている人は少なくないだろう。
日々文章を書いたものを発表できたり、自分で作った音楽や映像を公表できる場が手に入ったことは、革命的な事実。
…であるがゆえに、これまで作られてきたさまざまなコンテンツにおける「工夫」には、もう少し気を使った方がいい場面も増えてくる。
運動会でお父さんが撮った映像を、何の編集もされないまま見せられても、グダグダと長いだけでつまらないことが少なくない。Live放送が簡単にできるような世界ではあるけれど、ただ見せるだけでは、やはりダラダラとつまらなくなる。放送局は、やはりそこでは一日の長があり、いかに興味を引くか、いかに興味を長引かせるかに腐心している。そしてそれがあらゆるところにちりばめられているモノが、コンテンツとして成立していることがほとんど。
そうした工夫がいかに大変か、いかにコストも時間もかかるかというのは、やってみてはじめてわかることが少なくない。
いや、「だからやるな!」というのではない。そのはんたいで、「だからやりましょう」だ。やらないとわからない。やって失敗しないと改善点は身にならない。誰か教えてくれる人がいればそれはそれで良いけれど、そういう人がいないからと言ってやるのをあきらめていては仕方がない。
やりませんか?いろいろ。