決断

Aを決断するためにはBが要る。Bを回すにはCが必要だ。だがCをどうするかの判断としてDが必要で、そのDの最重要因子はA出会ったりする。

ようするにグルグルとそれぞれの因子が互いに関連しあい、ぐるりと環をなす関係となっている場合がある。

そしてそれに気づいた時の、人の行動の仕方によって、その人の基準が分かったりもする。

どれも関連しているのだから、「その中で何が一番重要なのかを洗い出せ!」とごねる人。
どれも関連しているのだから、「今は決められない」とボールを投げ返す人。
どれも関連しているのだから…

期待すべき人はこういう人ではないだろうか。
どれも関連している“けれど”…、どこから切り込むべきか?AとBの間できって、Bスタートで考えてみたら?いや、BとCの間で切って、Cスタートの方がうちとしては取り組みやすい…。その要員のみならず、自分たちの立ち位置、いわゆるSWOT分析的視点なども挟み込んで、「なんとか決着」を突けようとする人。

足踏みしようとする人ではなく、少しでも前に物事を進めようとする人。もちろん、無謀に突き進んではいけない、何もわからずに進んでいいわけでもない。だが、進まなければどうしようもないところもある。そんな時、どこまでリスクを取り、どこまで危険を知った上で前に進もうとするのか。
そしてそれは、周りから見ると、決断、とうつることが少なくない。