規定するもの

自分で、ここまでやろうと決めて物事を進める。いつでもそれができれば最高だけれど、場合によってはなかなかそうはいかない時もある。

これはやるのやらないの?うーん、やりたい、けどやれない。そういう判断に日々さいなまれたりする。

しかし、逆に考えれば、そうした「やらないこと」を規定していくことにより、反対に、自分たちでやるべきことが浮き彫りになることがある。どう考えても、こちらをやらないのなら、反対側のこっちをやるしかないでしょ、と言うわけだ。

その理由は、技術なのか、資金なのか、規模なのか、理由のいかんはなんであれ、とりあえずそちらはできない。となると、その逆サイドを狙うしかないではないかということ。

やることを決めよう!として決められないのなら、なら、やらないことは何か?を規定すればいい。そうすることで、自分たちがたとえ不利であったとしても、やらざるを得ないことも明確化することになる。

やらないことすら決まらないなら、そもそも議論するだけ時間が無駄ですよ。
決めたくないなら、時間は使わない方がいい。
覚悟ができないなら、逃げ続けるしかないんだから。