知ってか知らずか

一部で「フロッピーディスク」ってなんですか?という話題で盛り上がっていた。

そりゃそうだろう。もうここ10年ほど、使った覚えがない。

と言う事はだ、当然ながら「なぜWiondowsはC:ドライブから始まるか」とか「この記号(フロッピー)って何?」とか、いろいろあるだろう。

別にパソコンに限る話ではないのは言うまでもない。もうすでにかなりレトロなメディアになっている「CD」でさえ、「両A面!」などという振れこみでプロモーションしている事例がまだあるけれど、さて、それが響いている人はどのくらいいるのか?少なくとも40代以降でないと意味が分からないことだろう。CD?A面?なにそれ?だ。

別に悪い事ではない。が、それが慣習として残っていて、「その昔の意味を理解したうえで」今の言葉を使ってこそ意味が理解できたり、だから新しい言い方に改めようという考えが起きたりもする。無条件に、意味も分からずに受け入れるからこそそこには考えが至っておらず、そして何を変えるべきかという視点がすっぽりと抜け落ちる。
知った上で変えないのと、知らずに変えられないのとでは意味が違う。

時々、知らないのに知ったかぶりをしてそのままでいる場合がある、が、最も始末が悪い。が、自分もついうっかりとやりがちなので自嘲気味に。