リアル、頑張れ

Amazonで買い物をすることが増えている人は多いだろう。私も時々使う。

送料が無料になったり、いちいち商品を探し回ることなく、検索すればすぐに出てくるし。
でも、本当にAmazonは安いのか?
送料負担を考えれば、確かに安い事は少なくない。だが。

 

実は、他のネット店舗を見てみると、Amazonよりも1割近く安い商品なんてのも見つかる。以前はそれほど簡単には見つからなかったような気がするが、最近は結構簡単に見つかる。Amazon自身がすでにデファクトスタンダードの地位を固めているという安心感から値段設定が甘くなっているのかもしれない。

先日見つけたものでは、実店舗を持つ大手某ショップでは7800円程度で、Amazonでは1万円ちょっとというもの。あぁ、頑張ってるなぁという気がする。

MicrosoftWindowsがパソコン市場のOSを席巻し始めた際にも同じことが言われたりしたが、今やOSとしてのMacOSも健在だし、Linuxもしっかりと根付いている。
Amazonは、たぶん間違いなく戦略として、自分の会社で世界の半分の流通を押さえるような、超超大規模ストアーに成長させることを夢見ているに違いないし、それに向けて着実に布石を打っている。儲けをほとんどそこに向けていると言っていい。
逆に、Amazonが儲けを計上しだしたとするなら、それは盤石な体制を築き上げたと思った瞬間でもあり、もしかするとそれ以上にもう大きくなれない恐竜のような体になってしまっているかもしれない。

 

でも、大きすぎるものってのは、潰されたり、壊されたりしないんだよな。
リアル、頑張れ。