思想体現

とある理由で、アニメや特撮のオープニングやエンディング等々を、新旧取り混ぜていろいろ見る機会を得たのだが…いやぁ、おもしろいですね、懐かしい。

結果的にかもしれないが、昔か今かに限らず、そこにはいろいろと思想めいたものが表れている気もしたりして。私が特に明確に思ったのが「歌詞」。


最近のアニメソング、特撮ソング。さて、子供たちはすぐに歌えるんだろうか?音から入るから歌詞を表示する意味はない…と考えているんだろうか?それとも…。
というのも、昔も今もそうだけれど、すべての番組が、オープニングやエンディングに重ねて、歌詞を表示していないという事実。歌詞を表示する番組であったとしても、実は二種類あったりする。それは、すべてにふり仮名がついている/もしくは全部ひらがなで歌詞を表示している曲と、そうではない(漢字そのままや、英語交じり)ものと。

そのメッセージを誰にどのように伝えたいのか、子供たちに直接伝えたいのか、それとも音だけかっこよければ意味は二の次なのか。それよりもそもそも子供狙いじゃない、大人狙いの番組で、歌詞など表示する意味すらないのか(たぶん、昨今の深夜アニメに多そうですけどね)。

 

いや、新旧どれも、いろいろおもしろい。作り手の意思、ターゲット、考え方等々。そう思ってみてみると、伝わる内容、伝わる相手が変わってくる。