自分の考え方を変えたくない人

社会人になっても学習が終わるわけもなく、自分で学んだり、勉強会に出たり、会社によっては講習に送り込まれることもある。

 

そんな中、若手の方々はまだいい。もう少し上の、そろそろ管理職か、もう管理職も何年もやっている…という方に多いのが、講習会、勉強会に出ているにもかかわらず、「自分の考え方に合わないものを受け入れたくない」人が、かなりの数いらっしゃるのではないかという事。いったい何しに来られているのだろうか?

 

その時の講師に(建設的ではない)ある意味けんか腰の議論を吹っかけてみたり。自分の考え方とは違う、だから受け入れられないと突っぱねてみたり。
なら、来なきゃいいのに。途中でも帰ればいいのに。変わりたく無い、変えたく無い人は周りの人からすると邪魔だからさ。

 

自分にはない視点、自分にはない観点での手法、理解の仕方を学ぶことによって、新たなブレークスルーを興したい。そのきっかけとなる学習チャンスなのではないのか?そもそも「学ぶ」「倣う」というスタンスとは違い、そうした(あえて呼ばしていただくが)偏屈の方々は、頭が固い人が多くて。自分の考え方の流儀、流れ、思考パスでなければ受け入れられない人。たぶん参加するだけ時間が無駄じゃないかなぁ。

 

 

これは私の周りから感じることだけれど、頭のいい人であればあるほど、何も「誰かを変えよう」などとは考えていない。そうして「自分が」変わらなきゃ、そうして自分が変わることをもって、結果的に、周りのみんなが変わっていくことに。要は考え方の視点であり、物事のはじめ方としての始点の取り方が違っているんじゃないのかな。

 

早い人なら小学校に入る前から、「素直」に学ぶ姿勢を持ち続けられる人…ってのは、やっぱりすごいな。

(裏を返せば、自分のやり方だけに固執したり、結果が出ていないのに、変わりたく無い人が、いかに多いことか)