問題という認識

あなたの今抱えている「問題」はなんだろうか?

 

「問題」は、それ自体を「認識」して初めて対峙できるもの。認識されていない問題は、当たり前だが認識されていない、問題だと感じていないので「問題」ではない、事実上問題ないと当人は思っているという事。

 

となれば、何かに「問題認識」を持つためにはどうすべきなのか?と言えば、それは、「よりよい未来のありたい姿」を考えてみた、想像した上での、現状とのギャップを考えてみるという事。それと現在とが完全に一致している、ギャップが無いというのなら、「問題」は何もないのだろう。
しかしそこに至っていない何かがあるとするなら?それに至れない「何か」が問題の一端に。

 

ただ、それでも多くの方がその時点で止まってしまう。それは、「その問題」が時に大きすぎて、自分の手には負えないことが少なくないからだ。

であるからこそ、次にすべきは「その問題を、より小さな問題に分解する」という事。それを何と何の問題に分解できるのか、たぶんその答え、分け方は一つではないはずだ。それでもまだ大きすぎたら、さらにさらに分解してみる。こうしていつか「それは私の力でもチャレンジできそうだ」というところまで突き詰められたら、小さくなったら、そこからが「あなたの活動する出番」。

 

そこに足りないものをどうするのか?作るのか?誰かに頼るのか?今その技術はあるのか?サービスは存在するのか?既存の何かを組み合わせられないか?他の分野でに多様な事象はないのか?
もしかすると、その活動自体が社会的な仕事になるかもしれない。なら会社を興すのも一つの手だ。お金が足りないのなら実現方法を考えて、(特に最近なら)クラウドファンディングしてみるという手だって出てきている。もちろん、銀行や公的支援を探るのも一つ。
以前はなかった「ネット」をいかに武器にするのか?ネットは「道具」だ。これを使いこなして、「課題」を克服していく。

「あなたが考えた、あなたのありたい未来」を作っていける事、一歩ずつ進めていける事。これの中の何か小さな小さな一つを実現させられ始めた瞬間に、たぶんあなたの未来は変わる。